- 2016-02-03
- ギガテックがフレンドリーな職場作りに励む 障害のある従業員が20年間の永年勤続
- 出版社
- 台中市政府労働局
台中市政府労働局の身体障害者の就労指導は、多くの企業の共感や支持を受けています。総雇用率は150%以上に達し、その成績も目を見張るものがあります。このうち、専門的に電子パッケージ及び受託製造を経営するGIGATEK社では、雇用枠を超えて5人が雇用されています。宋英銓社長は、思いやりがある人材であれば採用するほか、従業員のために安全かつフレンドリーな職場作りに丁寧に励んでおり、今年再び優良事績賞を受賞し、12月7日に公開表彰を受けることとなりました。
黄荷婷労働局長は、企業の長期的な支持のもと、台中市の身体障害者の雇用人数が年々増加していると述べています。統計に基づくと、現在、雇用枠雇用義務に該当する機関(構)の総社数は1,939社に達しています。《身体障害者権利保障法》の規定によると、台中市で雇用されるべき総人数は5,335人ですが、現行の実際の雇用人数は8,043人に達しており、雇用率は150.76%となっています。多くの企業が雇用枠を超えて雇用していますが、ギガテックは長年に渡り雇用枠を超えて雇用していることから、他社の模範となっています。
GIGATEK 長年に渡り身体障害者雇用政策を支持するとともに、バリアフリー環境をつくることにも力を入れており、思いやりやサポートを行っています。そして数々の努力により、労働局から優良事績賞を受賞しました。これに対し、これは企業が負うべき社会的責任であり、且つ障害のある従業員のためにバリアフリー環境をつくることで、彼らが安心して仕事に当たることができ、更なる生産力の向上により、必ずや互いにとってウインウインになると宋英銓氏が謙虚に語っていました。
資料出所:https://www.labor.taichung.gov.tw/23939/24256/24259/772942/post
身体障害者の雇用
雇用枠制度は、身体障害者の就労の保障や促進のためであり、一定人数以上の労働者を常時使用している機関(構)に身体障害者の雇用義務が課されています。これは、事業者が就業機会を提供して身体障害者を雇用し、身体障害者に特技を発揮させることで社会に溶け込ませ、また身体障害者の就労能力に対する一般世間及び企業事業者の容認を喚起することにあります。事情により雇用枠通り雇用できない場合は、差額補助費が課されます。その費用の性質は特定法定義務を履行しないことにより課徴される特別公課に属し、徴収された差額補助費は各地方自治体の身体障害者就業基金専用口座に預け入れられ、身体障害者の就業促進の関連事項に使用されています。
雇用枠制度の詳細情報については、次のウェブサイトをご覧くださいhttps://www.wda.gov.tw/cp.aspx?n=7AF57F63C66F7B3C